ぼくらがいる世界は
いつだって、やさしい
ごきげんなライオンと、ごきげんなライオンのおくさんは、
いっそう ごきげんです。
むずこは、ペットのライオンにも、サーカスのライオンにも
なれませんでしたが、そんなこと ぜんぜん 気にしませんでした。
何者かになりたいって
いつから、おもったんだろう
それは、きっと、
いまよりも小さな自分が
大人になりたかっただけだとおもうんだ
できないことが多くて
できるようになりたくて
「何者は、未来のぼくら」
だからさ、
もう何者探しはもういいよね( *´艸`)
あのライオンたちのように
何者にならなくたって
いつでも、ごきげんでいられるんだから(≧▽≦)
三びきのごきげんなライオン
作:ルイーズ・ファティオ
絵:ロジャー・デュボアザン
訳:晴海耕平
出版社:童話館出版
初版発行:2005/7/10