ぼくらがいる世界は
いつだって、やさしい
わしは、そんなに変わったかな
刑務所で退屈という病気にかかったからだよ
ビタリスさんがいうのは、よくわかる
その病気、人から生きる気力を奪っちゃうんだ
その点、ぼくらは大丈夫だね
旅をしてると、退屈とは無縁だもん(≧▽≦)
「幸せのじゃまはしない」
レミも、マチアも、
相手の幸せをねがってる
じぶんがさびしくてもね
ぼくだって、そうさ
きみの幸せをねがってる
でも、ときどきでいいから
ぼくときみの幸せが重なってくれるといいなって
思ってるんだ(=゚ω゚)ノ
家なき子
著者: エクトール・アンリ・マロ
訳者:山内義雄
出版社:岩波書店
初版発行:1878年