ぼくらがいる世界は
いつだって、やさしい
私の心のうえには
せつない程はっきりと
この光景が焼きつけられた
じょうずに話す人だったね
聞いてるだけで、色や香りをかんじて
その場面に登場できたみたいだった
「幸せな光景を焼きつけたい」
はっきりと写真のように残る光景が
幸せをうつしていたらいいよね
きみの目には
どんな光景が焼きついてる(=゚ω゚)ノ
キレイな夕日
美味しかったご飯
ぼくは、きみの後ろ姿が残ってる
なにを話したか覚えてないけど
なんか幸せな心持ちだったんだ( *´艸`)
蜜柑
著者:芥川竜之介
出版社:新潮
初版発行:1919年5月