ぼくらがいる世界は
いつだって、やさしい
そうだ、アナトールっていう
ネズミのことってきいたことある?
生き方がカッコいいからさ
ちょっときいてよ(=゚ω゚)ノ
アナトールと友達のガストンは
ある日、ネズミは国の恥だって
話すのをきいたんだ
ネズミは、人間の食べものを
かってに食べるからね
恥なんていわれても
生きていくのにどうでもいいじゃないか
ガストンは、そういったんだけど
アナトールはね
食べものをいただくことで
たすけてもらった恩返しをしよう
って、いったんだ
「誇りたかく生きる」
人間とネズミに関係なく
陰口いう側と恩返し側だったら
どっちの方で生きたいかって感じだよね( `ー´)ノ
ねずみのアナトール
著者:タイタス
訳者:たがや たえこ
絵:はまだ みちこ
出版社:文研出版
出版日:1972/7/1