ぼくらがいる世界は
いつだって、やさしい
いえのそばに、おおきな木があるといい。
あらしがきても、やねがふきとばされないように、
気がまもってくれるんだ。
守ってくれたり
遊んでくれたり
やすらぎをくれたり
「ぼくらは、木に育てられた」
きっと、言いすぎじゃない
だから、小さな木に水をあげてるとき
ちょっとした恩返しをしてる気分になる
ぼくらと木のステキな関係が
この先も続きますように( *´艸`)
木はいいなあ
作:ユードリイ
絵:シーモント
訳:西園寺祥子
出版社:偕成社
初版発行:1976年1月